不登校に関する親子の事だけではなく、
人間関係すべてにおいて、
とても大事な気づきです。
つい、
人は自分と重ねて物事を見てしまいがちです。
自分の成功体験。
自分の失敗体験。
自分のプロセス。
自分の話せないような事。
それを、
人に、子どもにさせたい、
あるいはさせまいとして、
様々な思考と言動を行います。
しかし、
まず根本的な思考として、
『人と自分は違う』
という事を、
強く認識してほしいなと思います。
親の失敗体験は、
まったく子には関係ありません。
成功体験も、
そうです。
違うものに対して、
同じ認識、同じ行動を強要された場合、
自分だったらどう思うでしょう。
私であれば、
こうせい、ああせい言われるよりも、
まずその人と自分との違いに、
興味が湧きます。
我が子達には、
そういう認識です。
こいつらおもろいなぁ、
という目線で見てます。
面白いから、
質問をします。
今日はどうだった?
何が楽しかった?
こう言わねばならない、
こう育てねばならない、
というのは一つもありません。
ただ、
一つの個体として、
いち人間として、
面白いと感じて話しています。
無論、
親として怒ることはありますが、
これも、
社会に出たら必ず厳しさというのはあるわけで。
その、
厳しさというのは、
自分で決めたことをやる
だと私は思っています。
誰かが怒ってくれるのは、
それを言ってくれてるだけで、
むしろ優しい。
ほんとは、
自分で自分に、
ちゃんと声をかけられるか。
自分を鼓舞して動けるか。
それが厳しさだと思うので、
子ども達には、
それを意識して物事を伝えています。
自分の価値観で、
余計な手出し口出しで何かをやらせても、
所詮、
人は違うので。
子供達にとっては、
迷惑行為以外の何物でもないと思っています。
人と自分は違う
ただし、
一つだけ共通したるところがあります。
それは、
真摯なる想いです。
この想いだけは、
時を超えて、世代を超えて継がれていきます。
そういう、
真摯な想いを伝えられるように、
これからも自分に厳しく、
たまには優しく(笑)
人間らしく、
生きていきたいと思います。