一日の流れ1_スクールに到着 _相模原市・厚木のフリースクール_家庭塾のミライ

【 夢をつぶす先生の言葉 】

フリースクールに通う中学生の子から、
衝撃的な言葉を聞きました。

『おとなはみんな嘘つきだ。まわりも誰も夢なんか信じてないっすよ。』

彼の話をよくよく聴いていくと、

小学生低学年のうちは、
夢を信じるように、楽しいと教えるが、

だんだん高学年になると、
小学生の時に言っていたことはウソのように、

ちゃんとやらないと、
そんなんじゃ上手くいかない。

中学生になると、
もう成績と高校進学のことしか見ていない。
だれも夢のことなんか話さない。

こう話している彼は、
完全におとなに幻滅をしていた。

これは先生に限った事ではなく、
おとな全般に言えることかもしれない。

子ども達にとって、
”日本の未来”とは、

テレビやネットに書いてあるような、
世界観ではない。

ごくごく身近な大人の姿を見て、
自分の未来を想定している。

自分自身も子供の頃、
強く思っていた。

こんな大人にはなりたくない。

しかし、
そこにいるのは何の実力も経験も力もない、
ただの子どもだ。

どう抗えばよいのか分からない。
どう表現すればよいのか分からない。

わたしの場合は、
その想いが自分の存在を分からなくしてしまい、
不登校になっていった。

彼の言っていることには、
非常に同意だ。

ただ、
ひとつ何か言えるとすれば、

未来は無限の可能性を秘めていて、
それは未知数だ。
こどもはその一番の可能性だ。

文献を見るに、昔の教育者は、
おおよそこのような事を言っていたように記憶している。

いつからこうなってしまったのだろう?
こどもの方が、
じつは鋭いのではないだろうかと、

いつも話を聴いていて思うのである。

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