心身や生活などいろんなものを含めて、
自分の安全・安心を確保することです。
この状態が無いと、
どんな行動をしても良い結果になりません。
心理的安全性の構成要素として、
大きく2つあります。
①良い感情
②良い経験
この二つが、
良い心理的安全状態を構築していきます。
不登校になる子は、
この二つが著しく衰退しています。
また、
その親御さんもそのような状態であることが
多く感じられます。
①良い感情とは、
その名の通り、
楽しいや嬉しい、
朗らか、和やか、など良いイメージを感じる状態です。
逆にそうでないものは、
怒り、不安、悲しみ、猜疑心、など、
マイナスのイメージを感じる状態です。
体が疲れていたり、
心が荒れていたりすると、
心理的安全性が崩れて、
その後の行動や結果が、
すべて悪いものになります。
すべての発信の、
いちばん初めになるものですから、
ぜひ気を付けて維持をして欲しいなと思っています。
ついつい、
行動面で頑張ってしまう方が多いと思うのですが、
何をやっても上手くいかない。
どう言っても伝わらない。
内容が悪いのだろうか?
など、
迷走してしまいがちです。
まずは、
この心理的安全性を整えて頂くのが、
とても重要です。
そして②良い経験。
これも良い感情値を生むためにもつながるのですが、
行動のモチベーションや、
能力値の上昇のきっかけにつながります。
経験を新たにしていかないと、
向上のイメージがそもそも湧いてきません。
今までの、
自分の経験則や言われたことなどを、
ついつい相手に求めがちなので、
良い経験が為されていない状態だと、
重箱の隅をつつくようなことを行ったり、
自分の不満を満たすようなことをしたり。
なぜか分からないのですが、
自分が親から言われたりされたり、
嫌だったことなどを、
なぜかそのまま、
やってしまっています。
悪い状態であれば
確実に悪いものを投影します。
それがそのまま、
相手に影響します。
親が悪い状態であれば、
悪い状態を真似しています。
自分に似ているものだから、
より、腹が立ったりがっかりしたり、
感じてしまいます。
この世では、
おおよそ他人を見て、変えたくなってしまいますが、
変えられるのは自分だけです。
ぜひ、
ご自身の感情、経験を
良いものになるように、
まずは努めてみてください。
なぜか不思議と、
相手の状態が良くなっていきます。