一日の流れ1_スクールに到着 _相模原市・厚木のフリースクール_家庭塾のミライ

【 感情が無くなる 】

不登校の活動をしていて、
ご家庭に感じるのが、

この、
感情が無くなっている

という感覚。

もちろん、
たくさん悩まれているので、

悩み

という苦しい感情ではあるのですが、

おそらくそれ以前より、

楽しさ
心地よさ

などの、
良い感情が少しずつ
薄れているような気がします。

夫婦の間に、
仕事に、
人間関係に、
閉塞した日常に。

空しさ
悲しさ
怒り
焦り
恐れ

色んな宜しくない感情が
ポツリぽつりと
生まれているように思えます。

それが家庭に積もり積もって、
子ども達に現れるのかもしれませんし、

それが全てでは
ないのかもしれないのですが、

どちらにしても今の現代は、

あまりにも感情が
無くなり過ぎている気がします。

もっと5感で感じる、
人間が、生物が大事にしているものが、

生きる上で、
基本的に大事なものかもしれません。

僕たちのフリースクールでも、
そこを大事に思いながら、
子ども達とワークをしています。

何をするか?
何をしないといけないか?

よりも、
どう感じているか?
何を感じているか?

それを、
どう表現するか?
どう聴いてあげるか?

コレが大事な気がします。

ちなみに添付の写真は、
上の娘と一緒に折った折り紙。

たぬき顔に
力強く握られたスマホ。

たいへん特徴を捉えた力作ではないか、
と私は思っているのですが、

本人はご不満なご様子。

ただ、不思議とこういう、
くだらない時間の積み重ねが、

意外と子どもの心を作っていきます。

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