子どもの状況が良くない。
または、
不登校になる、などと具体的な状況が起こる。
こういった際に、
往々にして、まずは子ども自体の問題を解決しようと動くのが通常である。
しかし、
問題が深刻である場合、
じつは子どもの問題だけを解決しようとしても上手くいかない。
子どもの問題は環境を反映しやすく、
子どもにとって最大の環境は親である。そして、子供の問題は、親の問題を反映させることが多い。
現代においては、
母子の関係が強くなってきているため、
ことさら母親の影響は、子供に直撃してしまう。
子どもの問題はよく言うにSOSのサインではあるが、
子どもだけを解決しようとしても、
上手くいかないことが多い。
むしろ、お母さんを支えたり、
解決方法を一緒に模索して改善した方が、
事態が良くなるケースが経験上、
多いと感じる。
子どもにとって、
お母さんの存在は非常に強く、
例えるなら常に明るく照らす太陽のような存在だ。
その、お母さんという太陽が輝きを失い、
雲に覆われていたのでは、
子どもは元気になれない。
常に空気を読み、
状況に柔軟に適応してしまうがゆえに、
お母さんの陰鬱さに影響を受けてしまう。
この点で、
お母さんたちは、そこで、
ことさら頑張ってしまう。
すべてそうである、とは言えないが、
ここで是非とも気付いて頂きたい点が、
そのような状況になった時点で、
まずは自分自身が、
『うつ』状態である、
ということを、
まずはぜひ認識をしてほしい。
”うつ”というと、
ふさぎこんで暗いイメージがあると思うが、
そうでない場合もある。
とにかく一生懸命、
極限まで家事に育児に仕事にと、奮起している。
そういう状況でも”うつ”であったりする。
ある日、
急に線が切れたように空虚感に襲われ、
自殺に至ったり、
そこまでいかずとも、
憔悴、疲労困憊に気づくのである。
そこでまた、
そういう時に陥りがちな思考が、
『わたしは悪い母親だ』
『世間の良い母親になれていない』
という思考になってしまうため、
より一層頑張るのだ。
実際に、
そうではない道が正解なので、
一向に事態は解決しないのだが、
本人は、
それしかないと思い必死に続けてしまう。
それを、
先に子供が自分が状態を悪くして、
見せてくれているのかもしれない。
ひとつ言えることは、
その頑張りは、
誰かから影響を受けているものだ。
それは、
じつは自分の母親である。
そうでないとしても、
時代の印象として、
過去の母親像を踏襲してしまっている。
この点に、
今回は細かくは触れないが、
要は、
”あなたのせいではない”
ということだ。
十分に頑張ってきたから、
もう自分らしく楽に生きて良いんだよ、と思う。
その気楽さから、
じつは本当の道が見えたりする。
ここで話を戻すが、
子どもの状況を良くしていくためには、
お母さんから、
明るい笑顔と優しい表情を注がれてこそ、
初めて、子供は安心して自分の関心や目標に向かって
進んでいく事が出来る。
わたしも、
お母さんにはとにかく笑って欲しかった。
いまだコレは叶っておりませんが、
ことさら、他のご家庭には、
ぜひそうなって欲しいと活動している。
まずはお母さん自身の、
”心理的安全性”
を作ることが、
家庭の状況を改善する、
一番重要な要素になると感じています。
ご拝読いただき、ありがとうございます。
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