もう少しで、私の不登校学生時代のお話しも終わります。
前回のお話で、”大人にも事情がある”という事を知った時。
何か自分で、確かに変わるのを感じました。
明らかにそこから学校には行くようになりました。
高1の3学期からでしょうか。
休みがちではありましたが、行くだけ行くようになりました。
勉強は出来ましたが、まったく取り組みませんでした。面白くありませんので。
楽しかったかと言うと、楽しくはなかったと思います。
とりあえず話す友達?は、いたように思います。
部活や学園祭で、みんなで楽しいキャンパスライフ、青春、というものは皆無です。もちろん彼女にも興味なし。
ただ、明らかに変化したものがあります。
ちゃんと自分と向き合えるようになりました。
大人も弱い。
これを知れたことは本当に当時の自分としては大きく、
人間は、そもそも弱いのだ、という理論は、たいへんに自分に勇気を与えてくれました。
ここで私がたどり着いた結論はひとつ。
『強くなれば良い』
これは、今でも自分の中に強く残っている教訓です。
なぜ、自分は他人と違うのだろう。なぜ、人と上手くできないのだろう。
なぜ、愛されないのだろう。なぜ、思ったようにいかないのだろう。
すべての自分を責める問いかけの答えが、
『強くなれば良い』。
この言葉に、生きる目標を感じたのです。
おおよその不登校の子は、世間一般の評価基準が通用しません。
学校の成績がすごい。他人よりも出来る。そんなことはどうでも良いのです。
自分らしさとは何か?
自分が出来ることは何か?
自分の人生をどう生きたらよいか?
この主軸が出来ない限り、
前に進めません。他人と解することも出来ません。
自分の中で、なにか気付きや言葉が生まれた時に、原動力が動き出すのです。
私はようやく、高1の終わりにして気づきました。
気付いたからとて、すぐにそれが達成できるわけではありません。
何もできない自分と対峙して、
高3卒業の際に、音楽大学にピアノの推薦で入学。
22歳、卒業するも、音楽の仕事には全くつけず。
実家でほぼニート2年間。その間、公務員の勉強をする。
24歳、公務員試験に合格し勤務。全く相性合わず、半年で離職。
25歳、地元のレンタルビデオショップに勇気を絞って応募。超絶ブラック企業だったが仕事が面白く、開眼。
前年の売り上げから500%上昇。全店TOP成績、潰れかけの店をV字回復など、いやまさに開眼。
27歳、さらに能力のUPを求めて中堅の飲食店に転職。最速で店長になる。
新店舗を任される特殊部隊に任命。入社から全店200店中ずっと3位~1位の成績。
28歳、複数店舗任されるも、やり切ってしまい、今後の仕事について悩む。
29歳、リラクゼーションサロンで起業。1年ごとに売上3倍。従業員も3倍。破竹の勢い。
30歳、店舗を複数に拡げ始める。
いや、25歳からの5年間。何が起きたんでしょうね。自分でもこうなるとは予想も付きませんでした。
ただ、20台の頃のわたしは、とにかく『強くなりたい』この一心でした。
途中、人から嫌われる事、離れることも多々ありましたが、それもまた、人と向き合う強さに変えていきました。
一般的に、不登校のご家庭で危惧されているような、
◎この子の将来は大丈夫か?
◎自分らしい生き方は出居るのか?
◎自立は出来るのか?
◎仲間や友達は大丈夫か?
◎一生、このままじゃないか?
私もそこに該当する人間でしたが、
すべて私は、解決できました。
読んでもらえば分かったと思いますが、
私がすごいから、ではありません。
私が見つけた、出会った言葉が導いてくれただけです。
おそらく不登校の子達は、学校に行く子の属性のように、
皆がやるから流れでやる、という事が出来ません。
自分で見つけたもの、気づいたものに引っ張られていくのです。
よく昨今、教育方針などで「自分で考える力を身に付けよう」というものを聞きます。
自分で考える力、というものを”やり方”、と思っている人が多いように感じます。
どうやれば良いか、自分なりに考える。そうではありません。
何も無い状態から、あるものに気づき、それを辿って何が生み出せるのか?
それが考える力で、そしてまず最初は、自分、というものを導き出せなければ、
そもそも、他のモノゴトを考える余地などあるはずもない、と思います。
今まで、長く学生時代を書いて参りましたが、
なにか、不登校のご家庭にとってヒントになれば良いなと思っております。
今後は、生徒の中学生の男の子が、ブログを書いてくれることになりました。
私が昔話を、無理やりひねり出すよりも(笑)非常に、タイムリーで参考になると思います。
毎週、UPしていく予定ですので、
ぜひ読んであげて、何かしら反応を頂けると喜ぶと思います。
不登校の子にして、他にしても、
おそらく人は、一人では生きられません。誰かの承認や評価、助力が無ければ、
生きていけないのです。
みんなで、子供たちに、何かしらの”つながり”の芽を作って行けたらと思います。
ご拝読ありがとうございました。